2024年11月30日
SAGYO-ZAPとは
作業所への通所をとおして、身体を鍛錬し、健康に暮らしていく試みをSAGYO-ZAPと呼んでいます。
平成の里の正面玄関の扉を開けると右手側には鉄の梯子が固定されています。
「肋木」(ろくぼく)といって、体育館の壁に設置されている体操器具です。
その下には錆びついた鉄アレイが静かに鎮座しています。
この2畳ほどのスペースが休憩時間、昼休みになるとジムナジウムに変わります。
広背筋と上腕二頭筋を痙攣させて懸垂に励む者、息を押し殺して鉄アレイと戯れる者。
筋トレができる作業所。それが平成の里です。
2024年10月31日
祭りが終わって、草刈りが始まる
昼休み、食堂のテレビからはヤンキースとドジャースの試合が流れています。
「秋のパンまつり2024」では一瞬にして108個のパンが目の前から消えてしまいまし
た。
煩悩の数だけ舌鼓を打った我々は、一念発起して密林と化した裏庭の草を刈り始めま
した。
2024年9月30日
NO BREAD , NO LIFE
人はパンのみにて生きるにあらずと言われますが、
人はパンなくして幸せに暮らすことができるでしょうか。
いよいよ10月開催の『秋のパン祭り2024~ナターシャのみた夢~』が始まります。
巷では政党の総選挙が注目を集めていますが、
平成の里では、わたしのお気に入りパン総選挙のまっただなかです。
萩山町のえるぽいんから青葉町の平成の里までグルテンのおいしい虹が架かります。
2024年8月29日
太陽がいっぱい
台風の接近とともに猛暑酷暑がいくぶん和らぎ、庭園の虫たちもそわそわもぞもぞ蠢きはじめました。
平成の里にお越しの際は、厳しい夏を乗り越えたひまわりが直立不動で皆様をお迎えしています。
2024年7月31日
今日もまたゲリラ豪雨
パリ五輪の日本人選手メダル獲得数や連日の猛暑と豪雨災害が報じられるなか、平成の里の食堂テーブルがひっそりとリニューアルされました。
アイボリー・オフホワイトを基調とした清潔感と静謐さを兼ね備えた天板に古代ギリシャのドーリア式建築を想起させる荘重で頑丈な脚部を組み合わせてみました。
さあ、2028年ロサンゼルス五輪までにどのような色に染め上げられているでしょうか。
2024年6月24日
Over the Rainbowbridge
あまり知られていませんが、平成の里では7大陸最高峰を目指す登山家のごとく、都内の高級ビュッフェを堪能する旅を断続的に行っています。いままでの平成の里≪食道楽ジャーニー≫を振り返ってみましょう。
2017年3月15日 立川グランドホテル レストランオーク
2017年9月7日 飯田橋ホテルメトロポリタン エドモンド
2018年9月12日 帝国ホテル インペリアル
2019年4月19日 ホテルニューオオタニ VIEW DINING SKY
2019年10月10日 ホテルニューオオタニ VIEW DINING SKY
そして4年半ぶりに向かったのは…
2024年6月20日 ホテルインターコンチネンタル東京ベイ シェフズライブキッチン
「旅は道連れ世は情け、袖振り合うも他生の縁」ということで、今回はグループホームむさしのはうすから職員さんと利用者さんが旅のお供に馳せ参じてくれました。
当日は、アジアングルメフェアが開催されており、食を通してバンコック、ホーチミン、北京を旅した気分を味わいました。
「この日までは生きていようと思いました」
「すごく高級なホテルで驚きました」
「にぎり寿司のイカがおいしかった」
「夕飯はなにを食べようかな」
食べ方も感想も十人十色。限界まで食べ尽くして身動きが取れなくなった我々は、満足感と空虚感に包まれながら窓の外を眺めていました。その時、群れから離れた一羽のカモメが昼下がりの青空を旋回していたのでした。
2024年5月29日
まずは、タイヤ交換
梅雨入り近くとなり、じめじめ、むしむしした日々が続きます。
それでも作業所では、粛々と、淡々と、黙々と
青虫が草を食むように地道にお仕事を続けています。
気晴らし、見晴らし、憂さ晴らし。
6月はレクの月です。
さあ、どこで何をしましょうか。
2024年4月8日
春だ、花見だ、だいじょうぶだ!
4月8日(月)天候が崩れる前の晴れ間を狙ってお花見を実施しました。
全生園の満開の桜を前に、思わず「絶景かな~絶景かな~」と唸ります。
コロナ禍の前の花見を思い出す方、あと何回桜を見られるのかに思いを馳せる方々に
だいじょうぶだァ饅頭を手渡し、午後のジョブに戻ったのでした。