
2025年4月28日
HANAMI DANGO 2025
だいじょうぶだァー饅頭の花見から一年が経ち
今年も全生園の桜をみることができました。
集合写真にはかつていた仲間が去り、
新しい仲間が加わりました。
桜の花びらは何事もなかったように
静かに揺れています。
2025年3月31日
平成の里園芸部 チューリップ杯受賞
さいた さいた チューリップのはなが
ならんだ ならんだ
あか きいろ きいろ きいろ あか
利用者さんが昼休みにコツコツと水を与えていた
チューリップが花開きました。
咲く花、散る花、枯れる花
今年も別れと出会いの季節が訪れました。
2025年2月28日
備えあれば…
地震、台風、豪雨、道路陥没、山火事など、
いつどのような自然災害、人為災害に遭遇するかはわかりません。
一寸先は闇のなかでも備えだけはしておきたい。
平成の里の防災グッズにヘルメットが加わりました。
作業所のシンボルカラーである若竹色に
平和と安寧を象徴する青色のホルダーを合わせました。
“結局使用されることのなかった防災オブジェ”
で終わることを願いつつ…
2025年1月27日
おしゃべり道場とはなにか
あけましておめでとうございます。
新年の開所日は、おしゃべり道場のプログラムからスタートしました。
「お笑いマンガ道場」ならぬ「おしゃべり道場」とは何でしょうか。
SST(Social Skills Training)のメソッドを取り入れながら人との接し方や関わり方をみんなで学んでいく場と言ってもいいかもしれません。
STF(Stepover Toehold With Facelock)は新日本プロレスの道場で蝶野正洋が身に着けた得意技ですが、平成の里ではSSTを活かしたおしゃべり道場で対人関係の対処技を磨いています。
2024年12月27日
平成の里クリスマス会~歌とケーキと珈琲と~
音楽祭の写真は一枚も残っていないから
もしかしたら夢だったのかもしれません
赤い三角帽の小人さんが現れると
重厚なパイプオルガンの音色が聞こえて
鈴を鳴らしたトナカイが
ここに幸ありと伝えてくれた
「わたしじゃないんでしょ」と拗ねていた少女は
ケッセラセラと生まれ変わり
謎の姉妹の放つスパンコールの輝きと
慰めと励ましの灯が
仏のように見守る年老いた男を照らしてくれた
一期一会。再現不可能なクリスマス会でした。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました。
2024年11月30日
SAGYO-ZAPとは
作業所への通所をとおして、身体を鍛錬し、健康に暮らしていく試みをSAGYO-ZAPと呼んでいます。
平成の里の正面玄関の扉を開けると右手側には鉄の梯子が固定されています。
「肋木」(ろくぼく)といって、体育館の壁に設置されている体操器具です。
その下には錆びついた鉄アレイが静かに鎮座しています。
この2畳ほどのスペースが休憩時間、昼休みになるとジムナジウムに変わります。
広背筋と上腕二頭筋を痙攣させて懸垂に励む者、息を押し殺して鉄アレイと戯れる者。
筋トレができる作業所。それが平成の里です。
2024年10月31日
祭りが終わって、草刈りが始まる
昼休み、食堂のテレビからはヤンキースとドジャースの試合が流れています。
「秋のパンまつり2024」では一瞬にして108個のパンが目の前から消えてしまいまし
た。
煩悩の数だけ舌鼓を打った我々は、一念発起して密林と化した裏庭の草を刈り始めま
した。
2024年9月30日
NO BREAD , NO LIFE
人はパンのみにて生きるにあらずと言われますが、
人はパンなくして幸せに暮らすことができるでしょうか。
いよいよ10月開催の『秋のパン祭り2024~ナターシャのみた夢~』が始まります。
巷では政党の総選挙が注目を集めていますが、
平成の里では、わたしのお気に入りパン総選挙のまっただなかです。
萩山町のえるぽいんから青葉町の平成の里までグルテンのおいしい虹が架かります。
2024年8月29日
太陽がいっぱい
台風の接近とともに猛暑酷暑がいくぶん和らぎ、庭園の虫たちもそわそわもぞもぞ蠢きはじめました。
平成の里にお越しの際は、厳しい夏を乗り越えたひまわりが直立不動で皆様をお迎えしています。